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KANNON COFFEEが海外から学んだ、飲食店が持つべき「エコ意識」|KANNON COFFEE 道川 慎一さん・道川 はなさん(後編)


KANNON COFFEEは、『美味しいコーヒーと美味しいお菓子』をコンセプトとしたコーヒースタンドです。現在は名古屋、関東に全4店舗を展開しています。


KANNON COFFEEを経営するのは、道川 慎一さんと道川 はなさん。後編ではRenameに共感するところとともに、エコに貢献するためにお店で意識的に取り組んでいることについてお聞きしました。


エコでつながるKANNON COFFEEとRename

ーRenameのどういうところに共感していただけましたか?


道川 慎一(以下表記:慎一):やっぱり、エコなところですね。


道川 はな(以下表記:はな):エコに共感できる背景にもロンドンで暮らした経験があります。イギリスでは古いものを大事にする習慣があって、私たちも古くても「良いもの」は使えばいいと考えます。もちろん、私たちもまだまだ行動できていない部分はありますが……。


Renameはエコに貢献できるうえに安く手に入るメリットもあり、とてもいい取り組みですよね。


ーKANNON COFFEEでもエコな活動をされているそうですね。具体的な内容を聞かせてください。


慎一:カップやストローはプラスチックではなく紙製のものを使っています。ただ、綺麗に写真映えするのはプラスチックカップですし、紙ストローは30~40分くらいで曲がってきてしまうのはやはり難点です。


しかし、年間でいうとカップやストローのゴミはかなりの量です。それに対して、私たちはプラスチックから紙に変えるところから取り組んでいこうと思いました。


余ったもののフル活用は、すべて手づくりだからできること

ーKANNON COFFEEでは廃棄はどのくらい出るのですか?


慎一:つくる前にきちんと計算しているので、廃棄はよっぽど出ないです。利益を追究するのなら多くつくって残れば捨てる方がいいんでしょうけど、うちはそうではないので売れる分だけつくるようにしています。


はな:味が出終わったフルーツも、ジャムにするなどいろいろとアレンジして、まだ使えるものは使うようにしています。


慎一:ケーキの切れ端をチーズケーキの下に敷くこともありますよ。1から10まで自分たちでつくっているからこそ、このように自由なアレンジが効きます。



ーお店の取り組みを通じても、消費者の意識まで変えていくのは難しいと思います。どうすれば消費者に廃棄問題をより意識してもらえますかね?


慎一:僕は基本的に人の意識は変わらないと考えているので、規制するしかないと思います。


たとえば、大きなイベントだと、ボランティアの方がゴミの分別を厳しく取り締まっていますよね。あれだけ厳しくやればみんなやるけど、根本の意識は変わらないのが現実なんじゃないでしょうか。


はな:うーん……エコを「オシャレ」なものだと認識してもらうとか、どうですかね?


慎一:たしかに。マイボトルやマイストローが“流行り”になるといいのかも。


はな:芸能人や大手飲食店が積極的にアプローチをするのも効果がありそうです。たとえば、スターバックス・コーヒーのストローは、いつからかすべて紙ストローになるそうです。「あのスタバ」がやると、みんなエコ意識を持ち始めるし、取り組みがなんだかオシャレに感じる気がします。


慎一:Renameにもなにかしらのイメージが定着するといいですよね。「その服どこのブランド?」と聞かれて「Rename」と答えると、「ああ、そうなんだ」と相手がすぐ理解するというか、「Rename」というフレーズを言いたくなるというか。


今後は海外も視野に、さらなる店舗の拡大を目指す

ーKANNON COFFEEがお客さまに支持されている理由はなんだと思いますか?


はな:私たちは「自分たちが行きたいお店をつくる」つもりでやっているので、私たちのお店の理想がお客さんにもヒットするのではないでしょうか。


たとえば私だったら、「主婦が通いやすいお店」という軸でよく考えます。もちろん彼には彼の軸があるので、よく意見はぶつかります(笑)。


慎一:また、僕たちは海外に行くのが好きなので、海外のお店の発想や見せ方を参考にすることもあります。


はな:それから、イベント出店のときに意識しているのが「行列をつくらない」こと。うちは商品の提供がすごく早くて、お客さんがお会計している間に出すこともよくあります。


みんないろいろやりたい中で並んでくれているので、待たせるのが申し訳ないですし、イベントの日ってすごく大事な1日じゃないですか。並ぶことに価値を感じる人もいるかもしれませんが、私だったら「早くもらえるものならもらいたい」と思うから。


ーお客さまの利便性を考えているのも、KANNON COFFEEが人気の理由の一つなのですね。



ー今後のおふたりの目標を教えてください。


慎一:僕は新しく店舗を開くなら、時代の変化に合わせつつ、これまでとは違う感じにしたいと思っています。


新しい店舗のアイデアは日々生まれていますが、それをまとめるのはお店を開く土地が決まってから。土地の場所や広さによって、アイデアのまとめ方も変わるので。


ーやはりどこにお店を開くのかは重要なのですね。


はな:はい、旅行に行っても物件は見てます(笑)。基本的に自分たちが「行きたい場所」や「住みたい場所」に行くと、良い物件がないか探しちゃいますね。


今までいろいろな店舗を開いてきたので、彼は良い物件を見るとお店のイメージが湧くみたいで、イメージが湧けばそこでお店を開くことにします。逆にいくら物件を見てもイメージが湧かなければやりません。表現しづらいですが、ひと目で「ここだ!」となるみたいです。


ーはなさんの目標はなんですか?


はな:私はいつか海外で挑戦したいです。ビザの関係や子供のこともあり、いろいろと難しいのですが……移住して向こうでお店をやるのが理想ですね。


* * *


ヨーロッパで暮らしていた経験が、道川夫妻の意識に大きな影響を与えています。

そのためか、おふたりはエコに対するアンテナを常に貼りめぐらせていました。


それはKANNON COFFEEの取り組みにも反映されています。

「余ったものは使い切る」「プラスチックはなるべく使わない」

まだまだ浸透していないけれど、当たり前であるべきもの。


KANNON COFFEEのようなお店を筆頭として、

今後の飲食店のあり方は変わっていくのでしょう。

▼KANNON COFFEE(大須観音店) 住所:〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須2丁目6-22 電話番号:052-201-2588

営業時間:11:00~19:00(年中無休)

HP:http://www.kannoncoffee.com/

Facebook:https://www.facebook.com/kannon.coffee/

Instagram:https://www.instagram.com/kannoncoffee/?hl=ja


▼(本山店)

住所:〒464-0821 愛知県名古屋市千種区末盛通5丁目18サンライズ本山2F

電話番号:052-753-3703

営業時間:9:00〜19:00(年中無休)

Instagram:https://www.instagram.com/kannon_motoyama/?hl=ja


▼(鎌倉店)

住所:〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷3丁目10−29

電話番号:052-753-3703

営業時間:10:00~18:00(年中無休)

Instagram:https://www.instagram.com/kannon_kamakura/?hl=ja


▼(松陰神社店)

住所:〒154-0023 東京都世田谷区若林3丁目17−4

電話番号:03-6805-2083

営業時間:9:00~19:00(年中無休)

Instagram:https://www.instagram.com/kannon_shoinjinja/?hl=ja

撮影・執筆=中原 愛海

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